ま、いっか

1月26日(金) 曇り たまに晴れ ほぼ雪

花を買いに産直市に行った。
シキビと薄ピンクのカサブランカ、白い菊を買った。
山に近く、ずっと雪が舞っている。
寒そうな雲から山の集落に光が差し込んでいる。
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産直市に曲がる交差点。
木立の向こうに刑務所、支援学校、母が亡くなった病院。
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母の1年間の領収書をもらいに病院に行った。
職員たちが、私がどんな様子か心配そうに見た。
みんな優しい。
産直市で買ったシフォンケーキのホールをお土産に渡した。
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墓地に行った。
枯れた菊が残っていた。
これは誰だろう。
夫の弟かもしれない。
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枯れた菊とシキビを片付けたところに、夫の妹が花を持って来た。
夫の葬儀以来だから2年ぶりに会う。
夫の母の頼みで1年間は毎月、誕生日と命日に墓に花を立てに来ていたが、途中の通り道である我が家には来たことがない。
夫の実家の親兄弟の数千万の金銭トラブルをもろにかぶり、我が家が不幸であったのを思えば、彼女にとって敷居が高くないはずはないだろう。そして、親兄弟を助ける兄が死んでしまったのだから、もう役に立たない我が家は関係がないと思っているのかもしれない。だから、法要の案内に対しても、親兄弟で実家で法要をしたとき家族全員で参加したという理由で断ったりできるのだろう。

花を生け、彼女が持ってきた小さな菊とストックを前面に挿してやった。
一束なので左右が色違いになった。

「お墓、節分に引っ越すからよく拝んでおいてね」
息子たちは知らせるなと言っていたが、無駄足を踏ませれば無用な恨みを買う。
「遠くに?」
「遠いよ」
彼女はそれ以上は聞かなかった。
もう行く気はないのだろう。
内心はホッとしているだろう。
あんたたちの供える花が腐る世話に疲れたから引っ越すとは、言えなかった。

義妹が
「おばあさん、亡くなったの、後から聞いたので」
と言った。
続くお悔やみの言葉はなかった。
彼女の夫の父母の葬儀には夫と一緒に参列したけど、お香典もはずんだけど…。
ま、いっか。
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義妹は短く拝むとすぐに立ち去った。
命日は明日なのよね。
明日、来るのが本当なのよ。
毎月、前日に来て、来た来たとアピールするの、うんざりでしたよ。
だから、私は前日に掃除、当日にお参り、翌日に花の片付け。
暑い日も寒い日も、脚を折っていても。
ま、いっか。

彼女から受けてきたいわれのない悪口や罵倒を思い出しながら、墓掃除をした。
家族を犠牲にして親兄弟の楯になってきた夫。
親兄弟は、これから苦しめ、ざまあみろ。
雪が激しくなった。
私の心は汚い。
ま、いっか。
ま、いっか。
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この記事へのコメント

紀の国屋
2018年01月27日 02:01
この記事にぴったりの
気持玉が見つかりません。
hanohanoさんを
心から応援します。
hanohano
2018年01月27日 07:44
ありがとうございます。

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