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<<   作成日時 : 2018/06/09 19:07   >>

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6月6日(水) 雨のち曇り 時々雨

いつもの温泉に行った。
誕生月は410円で館内着とタオルセットが付く。
4人ずつ3回使えるが、誰も誘いたくないし。
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3基ある深いジェットバスが全部空いていた。
いつもはずっと場所を占拠してしゃべりまくっている人たちがいる。
5分で交代なんて注意書きなんか読まない人たち。
誰もいないのは本当に嬉しい。

ああー、噴き出す水流が肩こりに気持ちがいいのです。
と、思う前に、隣のジャグジーからわたしを呼ぶ声がした。
ジェットバスとジャグジーは並んでいて、低い仕切りがあるだけ。

わたしを呼んだのは毎週日曜日に会う元オペラ歌手で、ご主人によって人生を狂わされたといつも愚痴る人。
仕切りに肘をついて話しかけてくる。
彼女は一回り以上年上で、わたしの半分、体重が。
わたしが医者の言うとおりにダイエットしたら、骨格だけの、こんなになるのかと考えてしまう。
彼女は歩いてくるわたしをずっと見ていたらしく、自分、どんな格好で歩いていたのか思い返して冷や汗が出た。
胸の辺りを見ながら「若いっていいねぇ」と言った。
そう言われても、笑うしかない。
若くないし。
この胸、浮力だし。

彼女は補聴器を外しているが、1対1でゆっくりしゃべればほぼ聞き取れる。
わたしは深い風呂に胸まで浸かり、彼女はジャグジーに浮かんでしばらく世間話をした。
ここは熱い湯で、湯あたりしそうだった。

「一緒に歩こう」と歩行風呂に誘われた。
本心、歩きたくないです、絶対に。
ゆったりと休みたいお風呂で、何で、せわしく歩かないといけないのか。
「あとでね」と答えると「じゃ、サウナに入ろう」と誘われた。
自分、閉所恐怖症、ましてや熱いところなんて心臓が止まりそう。
…Leave Me Alone…
「あとでね」と答えると「お先に」と言って彼女はサウナに入っていった。

彼女がサウナに入っている間に、大急ぎで露天に行って岩陰に隠れた。
誰もいないここが、心が安まる。
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1時間、岩の上で寝そべって雨に打たれたり温まったり、自分の時間を過ごした。
彼女はずっと歩行風呂で歩いていた。
元気だなぁと感心した。
湯あたりしそうになったので帰ろうとすると、彼女が露天に来た。
そこでまた、世間話をした。

「先日計ったら血糖値が220もあったの」
「それって、糖尿病じゃないの」
「主人が手を回して、お薬は出なかった」
「その年齢だと、厳しい制限はしない医師もいるね」
「これ見て、いつもニトロを持ってるの」
「狭心症?」
「冠動脈が75%も詰まっている」
「心筋が壊死してるんだ」
「そう、レイノー病だし」
「関連あるかもね」

「ここのランチ、安くて美味しいよ」
「うん」
「今度、一緒にランチとお風呂しよう」
「うん、分かった」
「わたしはこれから家族の晩ご飯を」
「あ、早く帰って頑張ってね」
「あなたは家族がなくていいね」
「そういう意味ではね」
「じゃ、ね、来週くらいにランチ、電話してね」
「うん…」
彼女は元気そうに帰って行った。
自分、マジで湯あたりしたみたい。
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